特定疾病2・特定疾病(15-6)痴呆
痴呆・・・記憶障害を中心に一度発達した知能が後天的に持続性
に低下し、日常生活に支障をきたすような状態のこと。
↓段階的に進行
第一期・・自発性、意欲や社会の関心の低下
第二期・・発病前内向的→抑うつ的
発病前他人を批判する→妄想的
発病前身体状態に関心→心気的
第三期・・見当識障害、判断力の低下、作話
第四期・・四肢の硬直、失禁、弄便、昏迷、昏睡状態
住環境整備・・日常生活を安全に過ごせる環境
痴呆の代表的疾患
①アルツハイマー病・・脳全体の萎縮→進行性疾患
(症状)見当識障害、弄便、妄想など
(治療)治療よりも保護中
②ピック病・・・前頭葉、側頭葉の萎縮による人格、異常行動
の変化がみられる。
(症状)初期の記憶障害はみられないことが多い。
しかし、無意味な行動、言動の繰り返しが起こる
③脳血管性痴呆・・もの忘れが多い。記憶障害がみられても
判断力の異常はなく、人格の変化は軽いもの
・特定疾病(15-7)糖尿病
糖尿病とは・・インスリンの分泌が不足、またはインスリンが十分に
作用されないために高血糖となる。
↓進行すると
三大合併症 ①糖尿病網膜症
②糖尿病性腎症
③糖尿病性疾患神経障害
*血糖値・・通常110㎎/㎗未満(空腹時の正常範囲)
126㎎/㎗以上は糖尿病
糖尿病の治療法
①薬物療法・・インスリン注射、経口血糖降下剤
*低血糖の場合も薬物療法の使用
②食事療法・・医師・栄養士の指導、或いは食事交換表
の利用によるバンランスのある食事の摂取。
③運動療法・・毎日240kcalの運動(目安)
・特定疾病(15-8)脊髄小脳変性症
脊髄小脳変性症とは・・・
脊髄や小脳の運動に関する神経の萎縮により、スムーズな運動や協調性のある運動が少しずつできなくなっていく、進行性疾患。
↓
歩行のふらつき、歩行困難(二足歩行)
↓
車いすの使用、寝たきり状態になる場合も
(治療法) ・・薬物療法、運動療法によるものが
あるが進行を止める決定的な治療法
はない。
(リハビリテーション)バランス訓練
歩行訓練
・特定疾病(15-9)筋萎縮性側索硬化症
筋萎縮性側索硬化症(ALS)とは
・進行性の早い神経難病で運動神経の障害によって筋力の
萎縮が起こり、随意運動ができなくなる
・40~50代に発病し、男性にやや多い
(治療)・病状に合わせたADLの援助
・QOLの向上のリハビリテーション治療
↓(進行を阻止する根本的治療法はない)
最後は寝たきりとなり、人工呼吸器が必要となる。