介護保険制度における住宅改修の範囲1,2◆介護保険制度における住宅改修の範囲1
1-①手すりの取付け
取付け位置・・壁下地補強を行なう→使用しやすい位置の変更
の時にでも広範囲で使用
・・間柱に手すり受け金具の使用はしない
↓
間柱程度では2本の木ネジしか利かないので
十分に支持力が発揮できない
1-②手すり受け金属の設置
・どのような動作また姿勢の時に利用者が使うのか
を考えて手すりの下地補強を堅固なのもにする
・受け金具の間隔をモジュール910mm(3尺)で
ですると不適切な手すりの位置になる
1-③手すりの形状
手すりの直径・・・階段、廊下→32~36mm
トイレ、浴槽→28~32mm
*慢性関節リウマチなど手指の巧緻性が
低い場合は、握らずに手すりに手や肘
をのせて移動する方法がとられることも
ある。
1-④手すり端部
・手すり端部は壁側に曲げこむ、または下に曲げる
・エンドキャップを取り付ける方法→端部に体をぶつける
衣服の袖口をひっかける
*利用者の安全の優先
1-⑤手すり(横手すり)
・手すり下部から受け金具で受ける
・横手すりの床からの高さ→対象者の大腿骨大転子にする
↓
750mm~800mm程度
手すり(縦手すり)
・縦手すりの下端→750mm~800mm程度
・縦手すりの上端→対象者の肩の高さより100mm程度上方
◆介護保険制度における住宅改修の範囲2
2-①段差の解消
屋内外段差・・傾斜のゆるやかな階段、またはスロープで解消
スロープ→地盤面や建築物に固定する
据置式の簡易型スロープは
住宅改修外となる
和洋室の床段差・・「すりつけ板」を設置して段差の解消
↑
段差をなくすために高い部分と低い
部分とをわたすくさび型の板
2-②段差の解消
改修工事における和洋室の解消
和室床高さ→洋室床高さに下げる
洋室の高さ→和室床高さに上げる
↓
建具枠、壁仕上げなど広範囲の
改造の必要性
2-③段差の解消
建具の敷居段差・・段差寸法3mm以下
仕上がり寸法5mm以下
引き戸の敷居→床面にV溝レールを埋め込む
2-④浴室の段差の解消
ア)洗面、脱衣所と浴室に段差がある場合→コンクリートを
流しこむ
注意・・浴室から湯水が流出しないようグリーチングの敷設
イ)「すのこ」の使用・・ユニットバスの場合はグリーチングは困難
*「すのこ」の場合は住宅改修ではなく福祉用具購入費支給
注意・・定期的に日干し、洗浄の必要